全日本ラリー選手権(JRC)は1日~3日、第5戦ARKラリー洞爺が行われ、奴田原文雄/佐藤忠宜(ミツビシ・ランサーエボリューションX)が今季初優勝を飾った。

 北海道・洞爺湖町周辺を舞台に行われる第5戦は、前戦福島MSCCラリーに続くグラベルイベント。全15SSが設定され、総SS距離は64.54km、総走行距離は376.25kmで争われた。

JRC第5戦ARK洞爺 新井敏弘/田中直哉(スバルWRX STI)
JRC第5戦ARK洞爺 新井敏弘/田中直哉(スバルWRX STI)

 本格的な競技のスタートに先がけ、1日(金)のセレモニアルスタート後に行われたSS1では、15年チャンピオンの新井敏弘/田中直哉(スバルWRX STI)がトップタイムをマーク。総合首位に踊り出る。

 一方、今年開幕から3連勝と流れに乗る勝田範彦/石田裕一(スバルWRX STI)は痛恨のミスコース。新井から11.4秒遅れの総合49位と苦しいスタートとなった。 

 2日(土)はSS2~8の6SSが実施。この日は朝から雨が降り、午後に向けて雨あしが強まり暴風雨も起こる難しいコンディションのなか競技が行われた。

 総合首位の新井は、オープニングのSS2でトップタイムを記録するも続くSS3でスピン。マシンの立て直しに時間を要し総合6番手までポジションを落としてしまう。代わって、トップには総合2番手につけていた奴田原が浮上した。

JRC第5戦ARK洞爺 鎌田卓麻/市野諮(スバルWRX STI)
JRC第5戦ARK洞爺 鎌田卓麻/市野諮(スバルWRX STI)

 その後、奴田原は着実に後続とのギャップを広げていき、SS7ではトップタイムをマークするなど好走。デイ1最終のSS8終了時点で総合2番手までポジションを戻してきた勝田に対し、12.2秒のマージンを築いた。2番手勝田とわずか1秒差の総合3番手には鎌田卓麻/市野諮(スバルWRX STI)が続いている。

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