■トヨタ
●ヤリ-マティ・ラトバラ(トヨタ・ヤリスWRC)/デイ2リタイア
「午前中クルマのフィーリングはパーフェクトだった。ヤリスWRCは今回非常に調子が良く、運転が簡単に感じられ本当に楽しい気分で走ることができていた」
「今日2本目のSSでも調子は良く、走れば走るほどフィーリングが良くなっていったほどなんだ。しかし、長い右コーナーの出口で、影になってよく見えないところにあった石に当たってしまった」
「その直後に右フロントのサスペンションが破損し、その影響でエンジンのオイルラインがダメージを受け、止まらざるを得なかった」
「 このラリーではコース上にたくさんの石が転がっており、当たってもまったく問題ないラッキーな時もあれば、アンラッキーな時もあるけど、きっとアンラッキーだったんだろう。とても良いリズムで走ることができていたからがっかりだ」
「また、コドライバーのミーカ(アンティラ)も、僕が余裕を持って走っていたのを知っているから、やはりがっかりしている」
「この残念な気持ちをひとまず忘れ去り、次のラリーでも引き続き良いフィーリングが得られることを期待しているよ。ひとつだけ確実に言えるのは、クルマは非常に速いということだね」
●オット・タナク(トヨタ・ヤリスWRC)/デイ2総合首位
「もちろん、とても良い気分だ。かなり思い切って攻め続けたが、もしクルマに完璧なフィーリングを感じられなければそれは不可能だった」
「パフォーマンスは本当に素晴らしく、自信を持って走ることができた。やれることはさらにあるはずだけど、クルマに加えたいくつかの改良がきちんと機能したことをうれしく思う」
「午前中最初のSSでスピンをしタイムロスしてしまったのは残念だ。 なぜスピンをしたのか分からないけど、道幅が狭いところだったから、進行方向にクルマを戻すのに時間がかかってしまった」
「その後失ったタイムを取り戻すためかなりハードに攻め、午後は完璧に近い走りで3ステージ連続でSSベストタイムを記録することができた」
「明日のステージはより高速で、我々のクルマが得意とするタイプのステージだと思う。また、自分自身も去年良いタイムを記録しているステージだから非常に楽しみだし、今のポジションを守る自信はあるよ」
●エサペッカ・ラッピ(トヨタ・ヤリスWRC)/デイ2総合9番手
「今朝、最初の2本のSSは自分でも驚くほど上手く走れた。しかし3本目のSSは路面が非常に滑りやすく、絶対にミスをしたくなかったこともあってペースが上がらず、タイムをかなり失ってしまった」
「午後の再走ステージは道がとても荒れていたこともあり、パンクを3回もしてしまい残念だ。なぜ立て続けにパンクをしたのか、正直なところ原因が分からず、ただ運が悪かっただけなのかもしれないと思っている」
「タイヤは無傷だったけど、なぜかホイールのリムから外れ続けてしまったんだ」

