「アルゼンチンでの勝利により、チームは大きな自信に満ち溢れていて、ラリー・ポルトガルをとても楽しみにしている」と語るのは、チームの指揮を執るトミ・マキネン。
「先週行なった事前テストもうまくいき、万事順調だと思っている。ポルトガルとアルゼンチンの路面コンディションは非常に似ているから、ポルトガルでも力強いパフォーマンスを発揮する自信があるよ」
「ここはあまり石や岩が多くないコースだから比較的簡単で、少なくともそれほどトリッキーではないラリーだといえる。従って、通常であればそれほど難しいラリーではないが、優勝を目指して戦う以上、他のラリーと同様、挑戦しがいのある1戦となる」
前戦で勝利を収めたタナクは「クルマはきっと力強いパフォーマンスを示してくれるはずだ。先週の事前テストではさらなる改善と、性能向上に注力したけど、すべてがとても良好だった」と手応えを示した。
「アルゼンチンと同様のパフォーマンスを発揮することが目標だが、状況を見ながら戦いを進めていくつもりだよ。デイ2の金曜日は、出走順の関係で我々にとって厳しい1日となることが予想される」
「自分たちよりも前に2台が走るから、その走行ライン上を走ることになるだろうけど、とにかくポルトガルは路面のルーズグラベル処理がタイムに大きな影響を及ぼすからね」
ここ数戦、思うように結果を残せていないラトバラは「クルマの仕上がりは本当に素晴らしく、(ラリー・アルゼンティーナで)リタイアするまでは私自身にもスピードがあったから、大きな自信を持ってラリー・ポルトガルに臨むことができる」とコメント。
昨年、このポルトガルでWRC最上位クラスデビューを果たしたラッピは「ポルトガルは基本的に去年と同じ道を走るから、自分にとってはチャンス。最初のステージから全開で行ける自信がある」と述べている。
