■Mスポーツ・フォード
●セバスチャン・オジエ(フォード・フィエスタWRC)
「ラリーGPはクラシックなラリーのひとつで、誰もが勝ちたいと願うイベントなんだ。各SSにはモータースポーツの歴史が深く刻まれているし、早朝から夜遅くまで走るという構成も集中力と耐久力が大いに試される」
「ウェールズで勝つことは、このチャレンジに打ち勝ったということなんだ」
「シーズン中でもっともチャレンジングならラリーのひとつで、森を通り抜ける際のグリップレベルを判断する力はもはや芸術の領域だよ。厳しい天候だと慣れるのに少し時間が掛かるけど、今年はドライコンディションにもなり得る。そうなると確実に面白くなるね!」
「12カ月前、このウェールズはマルコム(ウィルソン/Mスポーツ代表)やチームとともに、ドライバーズ、コドライバーズ、マニュファクチャラーズの3選手権を完全制覇するという最高のストーリを演習してくれた」
「今年はタイトルマッチにはならなかったけど、僕らはチャンピオンシップの望みを維持するために最善の結果を目指す」
●エルフィン・エバンス(フォード・フィエスタWRC)
「母国での戦いはいつだってモチベーションが上がるね。ウェールズには世界トップクラスのSSがいくつかあるし、ウェールズのフラッグとファンたちの声援を目の当りにしたら、プライドを感じずにはいられないよ」
「昨年の勝利は忘れられない思い出だ。初優勝にはいつだって特別の思い入れがあるけど、それが家族や友達が見守るホームでの優勝だったから、なおさら特別だった。今年もまたそれを叶えたい」
「目標はまた優勝争いに加わることだ。簡単ではないと分かっているけれどね。誰もが勝ちたいイベントだし、上位の3人が相当ハードにプッシュするはずだ。SSは高速で、ミスは容易く許されるものではないけど、ベストをつくすよ」
●テーム・スニネン(フォード・フィエスタWRC)
「WRカーに乗ってラリーGBを戦うのは初めてだけど、このチャレンジを楽しみにしているし、チームのために全力を尽くすつもりだ。マシンのフィーリングはいいから、いい結果にチャレンジできるといい」
「事前のワンデイテストでは、さまざまなコンディションを経験できた。午前中は路面が泥状のコンディション、午後はドライコンディション、最後の数時間は大雨のなかを走行できたんだ」