■ヒュンダイ・モータースポーツ
●アンドレアス・ミケルセン(ヒュンダイi20クーペWRC)
「ラリー・トルコは40秒のリードを築いていたけど、最終的に不満の残る結果になった。それでもポジティブな面を見ることが重要だ。リラックスして臨めたし、マシンの感触も良かった。その調子をラリー・ウェールズGBに持ち込むよ」
「このイベントは本当に楽しめるものだ。僕がキャリアをスタートさせたラリーだから、ここに戻ってくるのはいつでもいいものだね」
「昨シーズンは僕にとってヒュンダイ・モータースポーツでの2戦目だったが、先頭集団に近いところで戦うことができ、総合4位という手堅い順位を獲得した。今年もそうなることを期待しているし、ラリー・トルコの大半で見せることのできた競争力のレベルを、再現できることを願っている」
●ティエリー・ヌービル(ヒュンダイi20クーペWRC)
「ラリー・GBは本当に楽しめるし、シリーズに組み込まれている他のグラベルラリーとは違った特徴がある。ここ数年のラリーGBではウエットコンディションのなか走行したけど、今年は開催時期が少し早いから天候に恵まれるかもしれないね」
「どんな状況にせよ、トリッキーなラリーになる。特に午後の再走ではね。スケジュールもとても早くから始まって夜遅くに終わるから、厳しいんだ。体力的にもチャレンジになる」
「ラリーGBでは連続で2度表彰台を獲得しているから、その勢いを続けられたらいいね。トルコでの残念な結果の後だけど、チャンピオンシップの戦いは始まっている」
●ヘイデン・パッドン(ヒュンダイi20クーペWRC)
「トルコで表彰台を獲得した後、ラリーGBを楽しみにしていた。セブ(マーシャル/コドライバー)のホームイベントだからね。このイベントではしょっちゅう雨や泥、霧に対処しなければならないが、そうしたことがこの楽しいけど骨の折れるラリーという特徴も備えている」
「路面の特徴は僕たちのスタイルに合っているし、ヒュンダイi20クーペWRCとも相性がいいと思うよ。過去数シーズンではトップ5フィニッシュを何度か飾っているけれど、ウェールズでは完全にポテンシャルを発揮できたことがないんだ。今度こそは、ポテンシャルをすべて出し切るつもりだ」
■シトロエン・レーシング
●クレイグ・ブリーン(シトロエンC3 WRC)
「僕にとってはホームラリーのようなものだから、特別なイベントであることは間違いない。特にここではいくつか良い思い出があるからね。コースのことはよく知っているし、イベント前のテストでもとても良い感触を得た。だから好結果を出したいね」
「ここで非常に難しいのは、グリップレベルをできるだけ早く掴むことだ。自分の感覚を信じなければならないし、土とグラベルがどんな色なのかも見極めなければいけない。そしてこれまでの経験を頼りにするんだ」
●マッズ・オストベルグ(シトロエンC3 WRC)
「このイベントは本当に気に入っている。ここではかなり良い経験をしてきた。昨年のこのコースでのC3 WRCの感触は良かったし、先週はとても生産的な事前テストができたよ。だからスタート前から自信を持っている」
「このようなラリーでは、ハードにプッシュしていき、マシンと一体になり、正確なペースノートを作る必要がある。そして突然グリップが変わる、滑りやすいセクションのひとつに、足を取られないようにしなければならない」