■トヨタ
●ヤリ-マティ・ラトバラ(トヨタ・ヤリスWRC)
「僕にとってラリーGBは、お気に入りのイベントのひとつだ。2002年に初めて出たWRCが、ラリーGBだったこともその理由のひとつで、今回で17回目の出場となる」
「先週の事前テストはとても良い内容だった。このラリーは降雨により路面が泥状になることが多いにもかかわらず、過去2年、テストではドライコンディションだったため、誤ったセットアップをしてしまったが、今回は雨のなか、泥状の路面でテストをできたから、うれしく思うよ」
「クルマはそのような路面でよく走り、昨年苦労したトラクション(駆動力)不足を、かなり改善できた。ドライビングもクルマも全体的に良いフィーリングだったから、ラリー本番がとても楽しみだ」
●オット・タナク(トヨタ・ヤリスWRC)
「基本的に、ラリーGBは好きなイベントだ。ドライコンディションで速度域の高い道を走ることができればそれが理想だけど、ウェールズではどのような天気になるのかまったく予想できない」
「先週の事前テスト期間中は、雨により路面が大量の泥に覆われたから、ラリーに向けて完璧なテストができた。非常に多くのことを試し、将来に向けての開発も行ない、クルマのパフォーマンスを高めることができた」
「とても良いテストになったから、実戦でライバルとどれくらい戦えるのか楽しみだよ。タイトル争いにおいては多くの可能性が残されていると思うから、自信を持ってラリーGBに臨む」
●エサペッカ・ラッピ(トヨタ・ヤリスWRC)
「昨年のこのラリーでの結果は芳しくなく、クルマも期待していたようには走りなかった。しかし、今回の事前テストではいくつか発見があったから、今年は競争力がより高まることを期待している」
「チームメイトのふたりとは違い、僕が事前テストを行なった時の路面はドライでしたから、ラリー本番もドライコンディションを望んでいる。いつもよい少し早い時期の開催だからその可能性はあると思うけど、このラリーで天気の予想はできないから、様子を見るつもりだ」
「ラリーGB自体はとても好きなラリーなので本当に楽しみだし、自分自身と、そしてチームの選手権にとってプラスとなるような良い結果を残したいと思う」