「本当に信じられない気分だ。私の記憶にあるなかで、もっとも大変な最終戦だった」と語るのはチーム代表のトミ・マキネン。

「フィニッシュまであと少しというところでオット(タナク)がリタイアとなってしまったのは非常に残念だ。しかし、ヤリ-マティ(ラトバラ)がふたたび勝ってくれたのはとても素晴らしいことだ」

「また、エサペッカ(ラッピ)はポイントを獲得しタイトルに貢献してくれた。我々はこのプロジェクトを3年半前に始めたが、想像以上にはやく進化を遂げたと思うよ」

「去年我々はこのラリーで多くを学び、データを収集した。そして、今シーズンの後半はクルマを大きく進化させることができた。タイトルの獲得は、チーム全員の多大なる努力によって成し遂げられたものだ」

「そして、この成功により2019年に向けて彼らの開発に対するモチベーションはさらに高まると確信しているよ」

 シーズン初優勝を遂げたラトバラは「ふたたび勝利を手にすることができて本当にうれしく思う。ひさしぶりの優勝にホッとした」と喜びを語っている。

「最終ステージのスタート前は非常に興奮していたし、神経質になっていたけど、マニュファクチャラーズタイトルを獲得できて、本当に素晴らしい気分だ」

「チーム、そして彼らが作りあげたものを心から誇りに思う。全員の努力と懸命な働きが報われたといえるだろう」

 最終SSを前に姿を消したタナクは「このような形でラリーが終わってしまい残念だが、結果的に両選手権に大きな影響は及ぼさなかったと思う。今シーズンの自分たちの戦いには満足しているし、来年も攻めの姿勢で臨むつもりだ」とコメント。

 2019年はライバルチームのシトロエンへ移籍するラッピは「チームのマニュファクチャラーズタイトル獲得に貢献してシーズンを終えられたのは、キャリアにとってとても良いこと。私たちを支えてくれたチームの全員に感謝するよ」と語った。

 このラリー・オーストラリアで2018年のWRCは全戦が終了。2019年シーズンは1月24〜27日に行われるラリー・モンテカルロで開幕する。

 この2019年シーズンは、新たにチリがカレンダー入りを果たし全14戦で構成。トヨタはラトバラとタナクに加え、今シーズン半ばまでシトロエンに在籍していたクリス・ミークを加えた3台体制でダブルタイトル獲得を目指す。

オット・タナク(トヨタ・ヤリスWRC)
オット・タナク(トヨタ・ヤリスWRC)
第13戦オーストラリアを制したヤリ-マティ・ラトバラ(トヨタ・ヤリスWRC)
第13戦オーストラリアを制したヤリ-マティ・ラトバラ(トヨタ・ヤリスWRC)

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