チーム代表のトミ・マキネンは「今日、オット(タナク)はラリーを完全にコントロールしていた」とタナクの走りを評価する。
「昨日は良くないコンディションで注意深く、あまり攻めすぎないで走るなど非常にうまく戦ったが、それが今日の出走順につながった。とても賢いドライビングで、オットは優勝に大きく近づいたといえる」
「一方、クリスとヤリ-マティは特に午後のステージで苦戦した。彼らによると路面は解けた雪で覆われ、ラリー・モンテカルロをもう1度戦っているような感じだったようだ」
首位におどり出たタナクは「朝の路面コンディションは昨日と同じようにとても良く、心から運転を楽しめた。ただし限界までは攻めず、良いリズムを保つことだけを心がけて走った」とコメント。
総合6番手のミークは「明日は、今現在の順位を守ることに集中」するとしたほか、ラトバラは「テクニカルなセクションでは思うように走ることができなかったから、何とかセットアップでその問題を解決し、明日のパワーステージでは良い結果を狙いたい」と述べた。
競技最終日となる17日(日)は、トルスビーを中心にSS17〜19の3SSが開催される。SS17〜18の“リケナス”は21.19km、SS19は8.93kmのステージだ。また、SS19はステージトップ5位までのドライバーにボーナスポイントが与えられるパワーステージとなっている。
3SS合計の走行距離は合計距離は51.31km、リエゾン(移動区間)も含めた1日の総走行距離は202.00kmだ。
