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ラリー/WRC ニュース

投稿日: 2019.05.27 18:27
更新日: 2019.05.27 18:32

WRC:トヨタ、南欧グラベル連戦へ準備万端。マキネン「荒れた路面での性能改善に取り組んできた」

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ラリー/WRC | WRC:トヨタ、南欧グラベル連戦へ準備万端。マキネン「荒れた路面での性能改善に取り組んできた」

「スムーズな路面のチリで良い結果を得たが、次の2戦、特に第8戦サルディニアは荒れた路面での戦いとなる。その時々のコンディションによっても違うが、通常ポルトガルの路面はそれほど悪くなく、むしろハイスピードで良い状態で走れることの方が多いラリーだ」と語るのは、チーム代表を務めるトミ・マキネン。

「金曜日はアルガニルの周辺でステージが行なわれるが、あのあたりは私が優勝した2001年を最後に使われていなかったから、ドライバーにとっては初めて走るステージとなる

「ラリーのオーガナイザーはいろいろなタイプの道を使えるから、選手たちは挑み甲斐があるだろう」

「我々は、荒れた路面でのクルマの性能改善に一生懸命取り組んできた。そして、数日前にポルトガル北部で充実した内容のテストを実施し、来たるべきイベントに向けて良い準備ができたよ」

 ラリー・チリでシーズン2勝目を挙げたオット・タナクは「ポルトガルは初めて出場したWRCイベントであり、サルディニアは初めてポディウムに上がり、初めて優勝を果たしたラリーでもある」とコメントしている。

「いずれも非常に高速なステージが含まれるが、それだけでなく、昨年我々が体験したようなとても荒れたステージもある。チームは一生懸命仕事に取り組んできたので、準備は万端だと信じているよ」

 ヤリ-マティ・ラトバラは「先週末のテストはとてもうまくいき、荒れたコンディションでクルマはさらに進化したと思う。我々には強くて速いクルマがあるから、これからの2戦がとても楽しみだ」としたほか、クリス・ミークは「ここ数戦は、フラストレーションが溜まるイベントが続いた。表彰台に立てるだけの速さはあったから、その速さを結果につなげることに集中しなければ」と復調を誓っている。


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