また、2019年6月の開幕が予定されている新たなラリークロス選手権、タイタンRXラリークロス・シリーズに、初代フォーミュラE王者であるネルソン・ピケJr.が参戦することもアナウンスされた。

 このタイタンRXシリーズは、かつて北米で開催されていたGRCレッドブル・グローバル・ラリークロスの主催団体がリブランドした選手権で、初年度は6月29~30日のフランス・エッセイ戦を皮切りに、イギリス、ポルトガル、オーストリア、ハンガリー、ドイツの全6戦で開催される予定だ。

「タイタンRXに参加できてハッピーだよ。僕はこれまでもNASCARネイションワイドで勝ったり、フォーミュラEのタイトルを獲得したり、そしてGRCにも参戦して2015年には勝利を挙げることもできた。ラリークロスマシンのドライビングは本当に楽しいし、ふたたびステアリングが握れてうれしい。また多くの楽しい時間を過ごせるだろうね」と、GP2ではルイス・ハミルトンに次ぐランク2位を記録し、F1ではフェルナンド・アロンソのチームメイトを務めたピケJr.。

 このシリーズにはすでに多くのビッグネームが参戦することも決まっており、GRC王者でWorldRX参戦経験も持つトーマス“トピ”ヘイキネンや、WorldRXレギュラーのティミー&ケビンのハンセン兄弟、そしてWRCドライバーのヘイデン・パッドンやステファン・サラザン、ERCヨーロッパ・ラリー選手権レディス・トロフィー覇者のタマラ・モリナーロや2013年BTCC王者のアンドリュー・ジョーダンら、そうそうたるメンバーが名を連ねている。

 2019年も母国ブラジルのSCBストックカー・ブラジルにフル参戦するピケJr.は、カレンダー・バッティングのあるラウンドでは、こちらも元F1ドライバーのアレックス・ブルツとマシンをシェアしてシリーズを戦う予定となっている。

 このタイタンRXで使用されるマシンは、オーストリアの名門ラリークロス・コンストラクター、MJPレーシングが製作したワンメイクフレームの“パンテーラRX6”を使用し、フォード製2.3リッター・エコブーストを搭載。アウディA1やフォード・フォーカス、ヒュンダイi30、メルセデス・ベンツAクラスやプジョー308などCセグメントモデルのボディが架装される。

FE離脱後にネルソン・ピケJr.が選んだのは、新たに創設されるラリークロス選手権だった
F1こそ未勝利に終わったものの、NASCAR、ラリークロス、LMP2、FEなど数々のカテゴリーで勝利を挙げてきた
アレックス・ブルツ(上段)らが開発に参画したMJPレーシング・チーム・オーストラリア製作のワンメイクシャシーが用いられる

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