■Mスポーツ・フォード
●エルフィン・エバンス(フォード・フィエスタWRC)/デイ2総合5番手
「道の状態がいいときはスピードがあったけど、午前中はいくつかのSSでマシンのフィーリングがしっくりこなかった。そのことがかなり影響してしまった」
「午後には状況が上向いてきたけど、後続ドライバーたちは第2ステージをキャンセルされたから、彼らよりタイヤを酷使することとなった。その後、次のSSで小さなミスをして、最後のSSでは掃除役のインパクトが大きかった」
「望んでいたよりはるかに順位を落としてしまったけど、まだ僅差の戦いだ。明日は前進するよ」
●テーム・スニネン(フォード・フィエスタWRC)/デイ2総合2番手
「今日のパフォーマンスには満足している。チーム一丸となって素晴らしい仕事をしたと思うよ。ただ、午前中のミスだけは残念だった。スピンして10秒以上ロスしてしまったからね」
「ヤルモ(レーティネン)が一日中指導してくれたから、また学生に戻ったようで楽しかったよ。僕はまだ若いから、彼のような経験豊富なコドライバーがとなりにいるのは心強い」
「明日は誰もがスピードを出してくると思う。引き続き、自分たちのパフォーマンスに集中しなければならない。表彰台か、トップ4入りできたらうれしいけど、ベストを尽くすよ」
■シトロエン・レーシング
●セバスチャン・オジエ(シトロエンC3 WRC)/デイ2総合68番手(デイリタイア)
「リタイアは明らかに僕のミスだ。かなりタイトな左コーナーをカットしすぎて、大きな岩にぶつかり、ステアリングアームを壊してしまった。岩のある場所は正確に分かっていた。シェイクダウンで3回も同じところを通ったからね」
「わずかな起伏があったので少し分かりづらかった。おそらく早く曲がりすぎてしまったんだ。その場しのぎの修理を試みたが、うまくいかず、リタイアする以外に選択肢がなかった」
「今ではこの週末に期待できることはほとんどない。出走順が早いので、パワーステージで5ポイントを獲得できるチャンスはないと思う。路面はルーズで砂が多いので、ライバルたちがどう戦うか、動向を見守りたい」
●エサペッカ・ラッピ(シトロエンC3 WRC)/デイ2総合8番手
「少々浮き沈みのある区間だった。午前中のパンクと、センサーのトラブルのせいで、エンジンのパワーが上がらなかったから、走りをうまくまとめるのに苦労した」
「残念ながらグラベルでは、オープニングの区間が常に結果を大きく左右してしまう。今日の結果から明日は有利な出走順にはならない。ランキングを上げるチャンスを掴むためには、もっと持久力に頼る必要がある」