「このエクストリームEへのチャレンジは、彼らと競合他社にとって間違いなく今後のコアとなる大きな課題を提供する。アプト・スポーツラインがそのハードルをどのようにクリアするのか、今から待ちきれない気分だ」

 アプト・スポーツラインは今後も参戦表明するエントラントと同様に、2020年3月までにはスパーク社が製造する全12台のオデッセイ21のうち1台のデリバリーを受ける予定となっている。その後は、独自パワートレインの開発テストや、市販モデルの外観を再現しつつ空力性能の最適化も狙うべく、エンジンカバー、前後バンパー、サイドスカートやライト類など、定められたボディワークのデザイン、開発作業にも取り組むことになる。

 この新たな挑戦に向け、アプト・スポーツラインCEOのハンス-ユルゲン・アプトも「モーターレーシングでのアイデアとマーケティングの可能性という両面で、我々はこのコンセプトの成功を信じている」と、意気込みを語った。

「我々、アプト・スポーツラインのメンバー全員が、コンペティション、イノベーション、エレクトリック・モビリティ、そしてモータースポーツにおける新しい分野の開拓を愛しているんだ。その精神こそが2013年にフォーミュラE創世記への参戦を決めた動機のひとつであり、エクストリームEファミリーへのメンバー入りを決めた理由なんだ」

 同じく、同社のスポーツディレクターであるトーマス・ビアマイアーも、新たなチャレンジへの意気込みを語っている。

「エクストリームEの運営チームは、我々が100%の信頼を寄せ、長年にわたって友好関係を築いてきたメンバーで構成されている。我々の組織は過去70年にわたってあらゆるモータースポーツに関わっており、そして今、このエクストリームEでその最新の章を始められることを楽しみにしている」

アプト・スポーツラインのスポーツディレクター、トーマス・ビアマイアー(右)とアレハンドロ・アガグ
すでに役割を終えている貨客船RMS St Helena(セントヘレナ号)の船上を、シリーズの”フローティングパドック”として活用する

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