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ラリー/WRC ニュース

投稿日: 2016.09.28 10:56
更新日: 2016.09.28 11:04

SARD with LUCK RALLY TEAM JRC第7戦RALLY HOKKAIDO ラリーレポート

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ラリー/WRC | SARD with LUCK RALLY TEAM JRC第7戦RALLY HOKKAIDO ラリーレポート

■2016年JAF全日本ラリー選手権(JRC)第7戦「15th Rally Hokkaido 2016」参戦結果

・参戦結果:JN-5クラス D.N.F
・ステージ記録:ステージ2nd:3回、4th:1回
・車両名:ゼッケンNo.62 GREAT DRIVE SARD GT86 R3 タイヤ:ダンロップ
・ドライバー:ヘイキ・コバライネン/コドライバー:北川紗衣

■デイ1A

 23日(金)小雨の降る中、9時から帯広市内の三洋輿熱スーパーピット中央店にて行われた公開車検で、各種検査をまずは無事に合格。15時45分から帯広市愛国町の北愛国交流広場に設置されたサービスパーク会場にて行われたラリーショー・サイン会では長蛇の列ができる注目の的となった。

ヘイキ・コバライネン/北川紗衣選手組(GREAT DRIVE SARD GT86 R3)
ヘイキ・コバライネン/北川紗衣選手組(GREAT DRIVE SARD GT86 R3)

 17時からセレモニアルスタートが小雨の降るなか、華やかに開催され、今季3回目の全日本選手権エントリーとなるヘイキ・コバライネン/北川紗衣組(GREAT DRIVE SARD GT86
R3)がスタートランプに登場すると、より一層のラリーファンの歓声とカメラフラッシュが焚かれた。

 ヘイキは「ラリー北海道に参戦できて嬉しい。ラリーをエンジョイするとともにできる限りステージで良いタイムを出せるように頑張っていく」と抱負を語った。

 北愛国交流広場のサービスパーク会場すぐ隣に設定されたオープニングステージとなるスーパースペシャルステージSS1:サミー・サツナイ1(1.47km)では、補助灯が点かず暗闇のなか、慎重なドライビングを強いられてトップから2.4秒差の4位と出遅れてしまったものの、競技を無事にスタートし、まずは肩ならし。この日はSS1終了後そのままパークフェルメに入り車両保管となった。

■デイ1B

 24日(土)雨は上がったものの前夜の激しい雨でコースはヘビーウェットに。曇り空の気温17度のなか、本格的なラリーが開始され、最初のSS2:イケダ1(12.37km)は唯一のターマックステージ。

 レッキから各選手が鬼門となると言っていた様に、路面が昨日の雨で泥が大量にコースに流れ出て両脇に溜まり木の枝や落ち葉も混ざって非常に滑りやすくなっていた。ヘイキは滑りやすい路面にステアリングと格闘しながら慎重なドライビングであったが、マッディでスリッパリーな低速の右コーナーで足元をすくわれ左後部をガードロープの支柱にヒット。

ヘイキ・コバライネン/北川紗衣選手組(GREAT DRIVE SARD GT86 R3)
ヘイキ・コバライネン/北川紗衣選手組(GREAT DRIVE SARD GT86 R3)

 その反動で反対側にスピン、コースオフ。ダメージが足回りにまで及んでしまい自走不可となり、まさかのアクシデントによって、デイ1Bからの撤退を余儀なくされてしまう結果に。サービスパークに運ばれて戻ってきたクルマのダメージは酷かったが、千葉トヨペット株式会社様からの派遣メカニックも含めたチーム総出の懸命なリペア作業により、ヘイキも最後の撤収まで見守るなか、約5時間でGREAT DRIVE SARD GT86 R3のリペア作業を完了してみせた。


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