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ラリー/WRC ニュース

投稿日: 2016.08.30 11:30
更新日: 2016.08.31 10:13

JRC第6戦:雨絡みの高速ターマックで、新井敏弘が今季2勝目

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ラリー/WRC | JRC第6戦:雨絡みの高速ターマックで、新井敏弘が今季2勝目

 全日本ラリー選手権(JRC)は27日~28日、第6戦モントレー2016 in 嬬恋が行われ、雨絡みの難しいコンディションのなか、新井敏弘/田中直哉(スバルWRX STI)が今季2勝目を飾った。

 5月に行われた第3戦若狭以来のターマック(舗装路)イベントとなったモントレー2016 in 嬬恋は国内屈指の高速ターマックイベント。今年は全16SSが設定され、総SS距離は79.735km、総走行距離は329.497kmで争われた。

 9SSで争われた27日(土)に行われたデイ1は、前日から降る雨の影響からウエットコンディションでの実施となる。オープニングのSS1を制して首位に浮上した新井敏弘は、続くSS2~3でも最速タイムをマークする。

 新井敏弘は、SS4で福永修/竹原静香(ミツビシ・ランサーエボリューションX)に先行を許して差を詰められたものの、SS5で反撃してギャップを5.2秒まで広げてみせた。

 その後の4SSをステージトップとコンマ数秒差で走り抜けた新井敏弘は、デイ1を総合2番手の鎌田卓麻/市野諮(スバルWRX STI)と5.1秒差の総合首位で終えた。総合3番手はSS7、SS9を制した奴田原文雄/佐藤忠宜(ミツビシ・ランサーエボリューションX)、総合4番手にはポイントリーダーの勝田範彦/石田裕一(スバルWRX STI)が続いている。

 翌28日(日)のデイ2は雨は止んだものの、ウエット路面とドライ路面が入り交じる難しいコンディション。首位の新井敏弘は、この日も序盤から好ペースを披露し、SS10で最速タイムを記録。2番手につける鎌田を突き放しにかかる。

 追いかける鎌田も新井敏弘に離されまいと追随するが、SS12で痛恨のクラッシュ。マシンの左フロントを破損してしまい、ポジションを落としてしまった。


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