■Mスポーツ・フォード
●テーム・スニネン(フォード・フィエスタWRC)
「ラリー・トルコは極めて気温が高く、過酷なイベントだ。車内がかなり高温となるから、ドライバーにとって肉体面で大きな試練となる。集中力を維持するための精神力もが不可欠だ」
「高温はマシンとタイヤにとっても厳しい環境となる。だから、常にそれを踏まえて戦わなければならない。オーバーヒートしないためにスムーズなアプローチを採択しなければならない」
「SSも極めてラフだから、つねにリズムの変化が伴い、それによって適切なスピードの判断が難しくなる」
「昨年のラリー・トルコでは、総合4位でフィエスタWRCの強さを示すことができた。だから今年も同様に、クレバーなアプローチと、適切なセクションでの適切なスピードを持ち合わせて、力強いパフォーマンスを発揮したい」
●ポンタス・ティデマンド(フォード・フィエスタWRC)
「WRカーに復帰できて最高の気分だ。フォード・フィエスタWRCはこれまでの僕の経験上最高のマシンだからね! 先週チームと共に2日間の事前テストを行ったけど、このチャレンジングなイベントを前にして、まずまずのポジションにいると思う」
「高温は間違いなく大きな負担となるはずだ。エンジン、タイヤ、そしてクルーにもね。極めてラフな道路も、シーズン随一の厳しさとなっている。昨年の経験から、道の真ん中に転がる大きな岩がすべてを台無しにする可能性があることも分かっている」
「いちばんの目標は着実な走りを続けることだ。僕にとっては、ラリー・トルコを通して自身の成長を見せつつ、この素晴らしいマシンを最大限に活用するという意味だ」
■シトロエン・レーシング
●セバスチャン・オジエ(シトロエンC3 WRC)

「昨年ラリー・トルコで走ったステージは、僕のキャリア全体を通して直面したなかでも、もっとも過酷なものだったことは間違いない」
「去年の勝者(オット・タナク)は明らかに週末に最速のドライバーではなかったから、僕たちもアプローチを(安全性重視へ)変える必要があるかもしれない。チャンピオンシップを考えた上で、僕たちにミスする余裕はもはや残されていないからね」
●エサペッカ・ラッピ(シトロエンC3 WRC)
「このラリーでは頭を使い、いつプッシュできるのか、そしていつアクセルから足を離してマシンを労わるべきなのかを理解する必要がある」
「必ずしも僕のお気に入りのラリーというわけではないけど、耐久性と信頼性、そして少しのスピードとパンクを避ける幸運を組み合わせることができれば、好結果への道はそう遠くはないよ」
