2019年のWRC世界ラリー選手権第12戦ラリーGBは10月4日、SS2~10が行われ、最後のステージでクリス・ミーク(トヨタ・ヤリスWRC)を交わしたオット・タナク(トヨタ・ヤリスWRC)が総合首位に浮上した。総合2番手はセバスチャン・オジエ(シトロエンC3 WRC)、総合3番手はミークで、首位タナクからミークまでは3.6秒差となっている。

■トヨタ

●オット・タナク(トヨタ・ヤリスWRC)/デイ2総合首位

「本当に厳しい1日だった。今朝の路面は全体的に予想よりもグリップが高かったが、一定ではなく見極めは至難だった。午後は路面が荒れ、フロントウインドウに付着した泥で視界を奪われ苦労したよ」

「しかし、日没後に行なわれた最後の2本のステージはクルマのフィーリングがよく、なかなかいいタイムを出すことができた。明日のステージは我々に合っているとは思うが、それでも激しい戦いが続くだろう」

●ヤリ-マティ・ラトバラ(トヨタ・ヤリスWRC)/リタイア

「今朝の走り始めは思うようにリズムを掴めなかったが、その後のディフナント(SS4)とアベルヒルナント(SS5)では、路面のグリップ変化が大きかったにも関わらず走りが好転した」

「しかしSS7でクレストを越えた時に突然クルマのリヤが浮いてコントロールを失い、土手にぶつかり転倒してしまったんだ。ほんの少し速度が高く、遠くに飛んだだけだったが、このような形でラリーを終えることになって残念だし、チームにマニュファクチャラーポイントをもたらすことが自分の役目だったから、それを果たすことができず申しわけなく思う」

●クリス・ミーク(トヨタ・ヤリスWRC)/デイ2総合3番手

「日没後オィトに抜かれるまではラリーをリードしていたから、いい1日だったと思う。朝は路面がかなり濡れていたが、雨が止んだ午後はグリップレベルが少し安定した。午後はやや遅れをとったけど、それでもトップとは3秒程度の差なので満足しているよ」

「明日のダイフィ(SS11/16)は、その昔自分が初めてラリーカーで走ったステージだし、メイヘリン(SS12/14)、スウィートラム・ハフレン(SS13/15)も伝統的なステージだから、とても楽しみだ」

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