チャンピオン獲得がかかるタナク「いいリズムをつかめず限界まで攻め切れなかった」／2019WRC第13戦スペインデイ2後コメント

■ヒュンダイ・モータースポーツ

「今日のターマックステージに向けて高いモチベーションで臨んでいたし、マシンにも自信を持っていた。完璧な1日のスタートを切ることができた。さらに2度のステージ優勝を飾り、ラリーで首位に立ったんだ」

「そこからステージごとに徐々にアドバンテージを増やしていくことができた。物事をスムーズに順調にこなしていく、クレバーなアプローチを採ることでね」

「クリス（ミーク）が午前中問題に見舞われているのを目にしてからは、慎重に進んでいくことにした。特にパンクを避けるためにね」

「全体として、僕たちは望む順位かつ必要とされる順位につけている。ラリーが終わるまでは何も決まらないのだから、明日の勝利と、マニュファクチャラーズチャンピオンシップでチームのために好結果を出すことをしっかり視野に入れて、プッシュを続けるよ」

「昨日形成したワン・ツー・スリー体制を維持するべくベストを尽くしたが、今日はより難しい1日だった。あちこちでタイムを失いはしたが、できる限りハードにプッシュしていった」

「時には慎重になることも重要だったね。特にショートカットしようと攻めすぎるとトラブルに見舞われやすいからね」

「タナクは予想していたとおり順調に走行していたから、今日の仕事は自分たちの順位を守ることにあった。3人のクルーが総合2位の座をかけて戦っているが、差は大きくはない。だから明日は重要な1日になるだろう。ハードな戦いをできる限り続けていくよ」

「グラベルステージからターマックへと変わり、ほぼ完全に別のラリーをスタートするかのように、午前の走行を開始した。路面の状況がどうであろうと関係ない。スペインのステージは素晴らしく、雰囲気も見事なものだ」

「ミスを避けるために、時には注意深く進まなければならなかった。マシンのフィーリングとバランスは良かったが、どういうわけかタイムが出なかったんだ。最終ステージではエンジンをストールさせてしまい、タイムを失って総合3番手から後退してしまった」

「でも全体としてあれ以上のことはできなかったと思う。どこでうまくいかなかったのか、今晩チェックするつもりだ。ティエリー（ヌービル）は非常に速いし、チームは今も全体的に強力な順位につけている。日曜日のステージに持ち越せるポジティブな点だね」