2019年にはWRCラリー・スウェーデンへのスポット参戦があったものの、ラリークロスのスーパーカーをドライブするのは約8年ぶりのことになる。

「それでもワン・オフのイベントとして、とても速いマシンと素晴らしいドライバーたちと競える。ホーリエスでの週末は本当に楽しいものになるだろうね」と続けたグロンホルム。

「個人的にも楽しみだし、私たちGRXのヒュンダイi20 RXスーパーカーのすべてをエンジョイしたい。それにラップタイムで直接ニクラスと比較するわけだから、彼は私を追いかけるのに苦労するだろうね(笑)」

 その父と同じマシンで一足先にエントリーが発表されていた24歳のニクラスは、WorldRX通算2勝。2019年はドライバーズランキング4位に入るなど着実な進化を見せている。

「ついにモーターレーシングとラリークロスの日々に戻れるのは最高の気分だ」と、喜びを語ったニクラス。

「僕やスポーツ界にとって本当に長いブレイクになったし、ヒュンダイに乗れない日々があまりにも長過ぎた。でもそれはもうすぐ終わりを告げる。一刻も早くマシンのシートに座り、トラックに出て多くの友人たちと再会する瞬間が待ちきれないよ」

「ホーリエスでの勝負はとても激しく、厳しいものになるだろう。だからこそ、WorldRXへの前哨戦として良い準備を整えたい。自分自身の“錆”を落とし、アップデートされたマシンをテストする最高の機会にしたいね」

 このグロンホルム親子に加え、レジェンドクラスには1976年のWRCスウェディッシュ・ラリー勝者で、欧州ラリークロス・タイトルやPPIHCパイクスピーク・ヒルクライム覇者でもある往年の名選手パー・エクルンドや、元国内ラリー選手権王者でオルスバーグMSE代表でもあるアンドレアス・エリクソンらの参戦もアナウンスされている。

グロンホルム率いるGRXがWorldRXに投入するヒュンダイi20 RXスーパーカー
元SAABのファクトリードライバーで、まさに”レジェンド”と呼ぶにふさわしい戦績を誇る73歳のパー・エクルンドも参戦する
“ペッカ”の愛称で知られるエクルンドは、2015年にもドライブしたフォルクスワーゲン・ビートルのスーパーカーでエントリーする予定だ

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