もちろんWRCがなんの影響も受けないわけではない。フォルクスワーゲンはこれまでずっとWRCの熱心な支援者のひとつであり、このシリーズに積極的な投資を行ってきた。それはWRカーだけではなく、サービスパーク周辺にも及んでいる。

 フォルクスワーゲンにとってWRC参戦初年度であり、初めてのコンストラクターズタイトルを獲得した2013年から、ラリーの世界はこの会社の恩恵を受けてきた。

 2011年にフォルクスワーゲンがWRC参戦を表明したとき、よいニュースを渇望していたこのシリーズに彼らが与えた影響は計り知れない。世界最大で最高の自動車メーカーが、ラリーに対する情熱と勇気を試しに来たからだ。

 それからというもの、フォルクスワーゲンは絶え間なく自社のイメージだけでなく、WRCのイメージをも改善しようと努力を続けてきた。ヨースト・カピートがフォルクスワーゲンのレーシングディレクターだったとき、WRCがさらに人々の目に触れるよう、彼はファンのために戦ってきたのだ。フォルクスワーゲンのソーシャルメディア戦略はラリーチームのものとしては、これまでで最も革新的でファンに対してフレンドリーなものだった。ラリーの見方を変えただけでなく、たくさんの新しいファンを獲得した。

 ちなみに、セバスチャン・オジエ、コドライバーのジュリアン・イングラシア、それにポロR WRCがここ4年間で示した圧倒的な成績については多くの統計があるが、2013年のモンテカルロから980ステージを走り、そのうち622で勝利を収めている。

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