7月1~3日の週末にラトビアで開催された、2021年のERCヨーロッパ・ラリー選手権第2戦ラリー・リエパヤは、2017年と2018年の同イベント覇者でもあるニコライ・グリアシン(フォルクスワーゲン・ポロGTI R5)が勝利を挙げ、同一イベント3勝目をマークした。同郷ロシアの先輩で、ディフェンディングチャンピオンのアレクセイ・ルカヤナク(シトロエンC3ラリー2)らを振り切り、高速グラベル(未舗装路)戦で“ハットトリック”を決めている。また、今季もチームMRFタイヤのエースとして開発を担うクレイグ・ブリーン(ヒュンダイi20 R5)が2位に入り、インド製タイヤにとって初のERCポディウム獲得となった。
ラリー/WRC ニュース