またTOYOTA GAZOO Racing WRTネクストジェネレーションから、トヨタGRヤリス・ラリー1でWRCにフル参戦している勝田貴元/アーロン・ジョンストン組は、デイ1終了時点でを総合6番手につけている。
「ラリー・スウェーデンの初日は、とてもエキサイティングな1日だった」と語るのは、チーム代表を務めるヤリ-マティ・ラトバラだ。
「トヨタGRヤリス・ラリー1とドライバーのパフォーマンスには満足しているし、終盤はリードを失ってしまったが、首位とは僅差。まだ多くのドライバーに優勝の可能性があり、カッレ(・ロバンペラ)、エルフィン(・エバンス)、エサペッカ(・ラッピ)にも間違いなくチャンスはある」
「カッレは出走順が1番手だったにも関わらず、本当にいい仕事をした。このラリーではかなり難しい走行条件だったはずだが、とてもいい戦いをしてくれた。(序盤は苦労していた)エルフィンも午後はハードにプッシュし、すぐ戦列に復帰した」
「そして、エサペッカのパフォーマンスは、他の選手のように定期的にラリーに出場していなかったにも関わらず素晴らしく、(彼の活躍を)本当にうれしく思う」
引き続き激しい優勝争いが繰り広げられることが予想されるラリー・スウェーデンのデイ2は、午前中にウメオの西側で2本のステージを走り、その後サービスパークの近くに設定されたステージを走行する。日中のサービスを挟んで行われる午後のループもこの3つのステージで争われる予定だ。6本のSSの合計距離は82.30km、リエゾン(移動区間)を含む1日の総走行距離は390.50kmとなっている。なお、当初予定されていたSS9と再走ステージのSS13はトナカイの群れの予期せぬ移動の懸念があるため事前にキャンセルとなっている。

