スミーツによれば、当初のホモロゲーション期限を過ぎたことで、チームには時間的猶予が生まれたと言い、場合によっては2月の第2戦スウェーデンからの参戦もあり得るとしながらも、チームとして契約を急ぐことはないという。

 17年型ポロR WRCは、すぐにでも実戦へ投入できる状態にあるとみられているほか、予備パーツなどインフラ面の準備も整っているとみられる。

フォルクスワーゲンが開発してきた2017年型ポロR WRC
フォルクスワーゲンが開発してきた2017年型ポロR WRC

「(1月1日の期限を過ぎたことで)我々は従来と異なるスケジュールで動いている。そのため、もし(交渉中のチームが)望むのであれば、計画を早めることも不可能ではないよ」

「しかし、私にとってもっとも重要なのは、過去に前例のないプロセスを通過して、マシンをWRCの舞台に送り出すことなんだ」

 フォルクスワーゲンのホモロゲーション期限延長が認められるには、FIAとWRCプロモーター、そしてシリーズに参戦する全メーカーからの賛同が必要とされている。

 なお、実際にプライベーターが17年型ポロR WRCを使用する場合、サービスパークなどでマシンを整備するのはフォルクスワーゲンの“元”ワークスチームスタッフとなる見込みだが、レギュレーション上、マニュファクチャラータイトルを争うことはできない。

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