●エルフィン・エバンス(#33 トヨタGRヤリス・ラリー1)
「アクロポリス・ラリーを楽しみにしている。エストニアとフィンランドはハイスピードなラリーだったが、ギリシャは同じグラベルラリーではあってもまったく異なるチャレンジになるだろう。今季ヨーロッパで最後に行われたラフグラベルラリーのサルディニアでは、結果こそ伴わなかったけど、クルマのフィーリングは良く、速さもあった」
「まだまだ改善できることはあるが、以前のいい感覚を取り戻し、次のギリシャではまた一歩前進できるように頑張りたいと思う。通常、アクロポリスは暑くタフなラリーになることが多いが、昨年は雨が降った。だから今年もどのような天候になるのかはわからないね」
●カッレ・ロバンペラ(#69 トヨタGRヤリス・ラリー1)
「前戦のベルギーは困難な週末になってしまったので、ギリシャでは自分たちの本来のレベルに戻り、良いラリーを戦いたいと思っている。チャンピオンシップは、それが完全に決まるまでは終りではないので、あまり意識することはないし、各イベントで可能な限り多くのポイントを獲得し、自分たちができることをするのみだ」
「昨年のギリシャでは、優勝という非常にいい結果を残すことができたが、今回は天候次第だろう。もしコンディションがドライなら、金曜日に出走順トップで走行するのはかなり大変だ。ただし、自分の直後に走行するライバルたちも決して簡単ではないので、置かれた状況のなかで最善を尽くしたいと思う」
●エサペッカ・ラッピ(#4 トヨタGRヤリス・ラリー1)
「ギリシャは、自分たちにとっては知らないラリーのようなものです。ヨーロッパ・ラリー選手権として開催された2014年に一度走ったことがあるが、その時はステージの半分が舗装路だったので、きっと今回は新しい発見が多くあるはずだ」
「とはいえ、前戦のベルギーも8年ぶりの出場だったにも関わらず、表彰台に立つことができたので、今回も同様の展開になることを期待している。荒れた路面のサルディニアでは速さがあったし、フィーリングも良かったので、今回のギリシャでも同じように戦えることを願っているんだ」
