一方、元F1王者ジェンソン・バトンの代役として、開幕直後の欧州イベントにXite Energy Racingから参戦したクリス・ミークだが、急きょのF1チャンピオン欠場によりフェニックスのダブルヘッダーでふたたび出場機会が巡ってきた。そのWRC世界ラリー選手権優勝経験者は、本来なら走ることのなかったアメリカのトラックに関し「ヨーロッパのものとはレベルが違うと言わざるを得ない」と、改めて北米発の選手権にカルチャーショックを受けたと明かす。

「ここには非常に広大な場所があり、トラビス(パストラーナ)はスーパークロスとモトクロスから得た多くの経験により、サーキット設営にもそれをインプットする。正直言ってこれは4輪の『スーパークロス・トラック』みたいなものだ」と語ったミーク。

「アイデアは素晴らしいし、コンセプトも素晴らしい。そしてこれらすべての源になる”非常識な”ギャップジャンプなど……ああ、何者にも変え難いコンセプトがそこにはある。それらすべてをパッケージ化して認識する必要があるんだ」と続けるミーク。

 ミーク自身はまだ今後のシリーズ参戦計画が未定ではあるものの、フェニックス第6戦での3位初表彰台の自信と経験を経て、次の機会が来ることを確信している。

「もし彼らがこのようなトラックをもっと続けるとすれば、僕は必ず戻ってくるだろうね!」

元F1王者ジェンソン・バトンの代役としてXite Energy Racingから参戦するクリス・ミーク
「”非常識な”ギャップジャンプなど……何者にも変え難いコンセプトがそこにはある」とミーク

本日のレースクイーン

優羽ゆうは
2025年 / スーパー耐久
LOVEDRIVE RACING
  • auto sport ch by autosport web

    FORMATION LAP Produced by autosport

    トランポドライバーの超絶技【最難関は最初にやってくる】FORMATION LAP Produced by auto sport

  • auto sport

    auto sport 2026年1月号 No.1615

    ネクスト・フォーミュラ 2026
    F1からカートまで
    “次世代シングルシーター”に胸騒ぎ

  • asweb shop

    STANLEY TEAM KUNIMITSUグッズに御朱印帳が登場!
    細かい繊細な織りで表現された豪華な仕上げ

    3,000円