勝田もデイ2にパンクや雪壁へのスタック、スピンなど、さまざまなアクシデントに遭遇したが、デイ3から一転して安定したパフォーマンスを発揮。クラス9位、総合22で大会を終えている。
また、勝田は大会名物のジャンプスポットである“コリンズ・クレスト”で、全クラスで2番目に長い42メートルの大ジャンプを披露して観客を沸かせた。
勝田は「今回も多くの点で勉強になったラリーでした」と大会を振り返る。
「スウェーデンの道は(1月末に参戦した)ラップランド・ラリーとは同じ雪道でもまったく違うものでした。雪壁が少なく、ところどころグラベルになっていて、思った以上に滑りやすかったです」
「また、WRカーが走った後の道はわだちもきつく、路面(コンディション)の変化が激しかったです。それでも日を追うごとに少しずつコツがつかめてきました」
「トラブルはたくさんありましたが、いろいろな経験をしながら走りきれたことは自信になり、次へ繋がる大きなイベントになりましたよ」
次に新井、勝田が挑む戦いは3月16~19日に行われるイタリア・ラリー選手権第1戦。両名は、ラリーチャレンジプログラムとしては、初めてターマック(舗装路)ラリーに挑む。
