「全体的にはポジティブな金曜日だった。ラリー・メキシコはクルマにとっても、ドライバーにとっても常に大きなチャレンジなので、今日もリタイアやトラブルに見舞われたクルマがありましましたが、このラリーではよくあることだ」と語るのは、チーム代表を務めるヤリ-マティ・ラトバラ。
「しかし、我々のクルマは信頼性が高く、ペースも非常に良かった」
「セブ(セバスチャン・オジエ)はここでもう一度勝ちたいという気持ちが強く、力強いスタートを切ったが、今日はエサペッカ(・ラッピ)もとてもいい走りをした。彼らはとても素晴らしい戦いをしたと思う」
「我々は総合3番手にエルフィン(・エバンス)、総合5番手にカッレ(・ロバンペラ)がつけているので明日も期待を持てる。だが、間違いなく誰にとっても大変な一日になるだろう」
そのデイ3は、レオン近郊に広がるシエラ・デ・ロボス山脈が戦いの主な舞台となる。今大会最長の一日では3本のステージを午前と午後で各2回走行した後、前日のSS9で使われたスーパーSS“ラス・デュナス”を、今度はSS14とSS18して走る。さらに、一日の最後にはレオンの市街地で1.3kmのスーパーSSが待ち受けている。
SS11からSS19まで計9本のSSの合計距離は126.86km、リエゾン(移動区間)も含めた一日の総走行距離は288.54kmだ。

