勝田は自身初の挑戦となったラリー・メキシコを次のように振り返った。

「自分にとってはすべてが初めて走るステージで、何が起こるかわからない難しいラリーでした。金曜日は少しペースが速過ぎたかもしれず、ひとつのミスで大きな代償を払うことになりました。もう少しクレバーであるべきだったと思います。非常にハイスピードなセクションでブレーキングポイントの判断がやや楽観的になり、コーナーにターンインするのが少し遅れてラインから外れてしまいました」

「クルマを直してくれたチームには感謝しています。自信と良いフィーリングを取り戻すのは簡単ではありませんでしたが、再出走後は最後までラリーを走りきり、多くの異なるステージで経験を積むことができたので良かったです。レッキを終えた時点で自分が予想していた以上にグリップレベルの変化が大きく、グリップを100%信頼して走るのは簡単ではありませんでした」

「クルマはとても素晴らしかったのですが、その性能をフルに発揮することができませんでした。次回はクルマからもっとパフォーマンスを引き出し、良い結果を出せるように頑張りたいと思います」

 勝田の次戦は、4月20から~23日にかけて、クロアチアで行われるWRC第4戦『クロアチア・ラリー』だ。2023年でWRC開催3年目を迎えるこのターマック(舗装路)ラリーは、高速区間とテクニカルな区間の両方を併せ持ち、舗装の状態の変化がグリップレベルを刻々と変化させることから、攻略が非常に難しいターマックラリーとして知られている。

勝田(GRヤリス・ラリー1)は2日目のデイリタイアの後、チームスタッフによるマシンの修復を受けてデイ3から再出走、完走を果たした。2023年WRC第3戦ラリー・メキシコ
勝田貴元(GRヤリス・ラリー1)は2日目のデイリタイアの後、チームスタッフによるマシンの修復を受けてデイ3から再出走、完走を果たした。2023年WRC第3戦ラリー・メキシコ
勝田貴元/アーロン・ジョンストン組(トヨタGRヤリス・ラリー1)2023年WRC第3戦ラリー・メキシコ
勝田貴元/アーロン・ジョンストン組(トヨタGRヤリス・ラリー1)2023年WRC第3戦ラリー・メキシコ

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