ミケルセンはシュコダ・ファビアR5で挑んだラリー・モンテカルロで、ライバルを引き離しWRC2クラスで独走優勝。総合でも7位に食い込む活躍をみせた。

 今後も、シュコダからWRC2クラスにスポット参戦する可能性はあるとしたものの、ミケルセンは2017年型WRカーで最上位クラスを戦うことを優先していると明かす。

ミケルセンは17年WRC第1戦のWRC2にシュコダから参戦。独走して優勝している
ミケルセンは17年WRC第1戦のWRC2にシュコダから参戦。独走して優勝している

「2017年型WRカーで戦う必要がある。旧型WRカーで参戦するだけの予算はあるけれど、あのマシンでは総合8番手争いが関の山だ。それでは意味がない」

「それに正直に言えば、僕にはプロドライバーとしての自信がある。ペイドライバーにはなりたくないんだ」

「昔、資金を持ち込んで走ったことはあるけれど、もう一度やりたいとは思わない。そうせざるを得ないのであれば、これはモータースポーツ界ののネガティブな側面だとしか表現できない」

2016年、ミケルセンはフォルクスワーゲン・ポロR WRCで2勝を挙げた
2016年、ミケルセンはフォルクスワーゲン・ポロR WRCで2勝を挙げた
2016年のWRC最終戦オーストラリアで優勝したアンドレアス・ミケルセン
2016年のWRC最終戦オーストラリアで優勝したアンドレアス・ミケルセン

「(優勝した)ラリー・オーストラリアやモンテカルロから時間は経っていない。これ以上、何かを証明する必要はないと思っている」

 現時点でプライベートチーム向けに2017年型WRカーを供給しているのはMスポーツのみ。しかし、充分な資金を持ちこまないでシートを獲得することは極めて難しいと考えられている。

 なお、ミケルセンは今シーズン全戦でレッキ走行は行う予定だとコメント。シリーズに帯同しながら、2018年シーズンに向けた調査を進めると語った。

「チーム間の戦力差を見極めていくつもりだ。2018年にチャンピオン争いができるチームに加入したいからね」

本日のレースクイーン

優羽ゆうは
2025年 / スーパー耐久
LOVEDRIVE RACING
  • auto sport ch by autosport web

    FORMATION LAP Produced by autosport

    トランポドライバーの超絶技【最難関は最初にやってくる】FORMATION LAP Produced by auto sport

  • auto sport

    auto sport 2026年1月号 No.1615

    ネクスト・フォーミュラ 2026
    F1からカートまで
    “次世代シングルシーター”に胸騒ぎ

  • asweb shop

    STANLEY TEAM KUNIMITSUグッズに御朱印帳が登場!
    細かい繊細な織りで表現された豪華な仕上げ

    3,000円