4月13日、現役WRC世界ラリー選手権ドライバーのクレイグ・ブリーンが、クロアチアでのプレイベントテスト中のアクシデントによりこの世を去ったという悲しい報せが世界中を駆け巡った。この翌日、33歳のアイルランド人が所属していたヒョンデ・モータースポーツ社長のショーン・キム氏が声明を発表し、哀悼の意を捧げた。
2016年にシトロエンでWRCのトップクラスにデビューしたブリーンは、3年後の2019年にヒョンデに移籍。2021年までの3シーズンをパートタイム・ドライバーとして過ごしながら総合2位を3回、同3位表彰台を1度獲得するなど非凡な才能の持ち主であることを証明してみせる。