難しいラリーでの6位完走という結果に対し勝田は、決して悪い結果ではないとしながらも、もっといい結果を出したいと今後への期待を語った。

「苦しんだ2戦の後に、大きなミスなくクリーンな走りでこのラリーを終えることができて良かったです」

「過去2年間出場して、とても厳しく、難しいコンディションのラリーであることはわかっていました。今年は天気は悪くなかったのですが、それでもどこでプッシュすればいいのか、グリップレベルを把握することが難しく、またダーティなセクションで自信を持つことも難しかったです」

「日曜日のステージはもっともトリッキーでしたが、クルマのセットアップが上手くいったのでフィーリングはかなり良くなりました。クロアチアはこれで3年連続で6位となり、難しいラリーであることを考えればけっして悪い結果ではありませんが、もちろん、もっと改善していい結果を出したいと思っています。次のラリー・ポルトガルを楽しみにしています」

 勝田の次戦は5月11日(木)~14日(日)にポルトガル北部で開催されるWRC第5戦『ラリー・ポルトガル』だ。2023年シーズン2回目のグラベルラリーとなるポルトガルは、2021年、2022年と2年連続で総合4位に入るなど、勝田が得意としているラリーのひとつ。2022年大会では経験豊かなベテランのダニ・ソルド(ヒョンデ・シェル・モビスWRT)と最後まで激しい表彰台争いを展開した。

コーナーのイン側は前走車のインカットによって掻き出された泥や砂利で滑りやすい路面コンディションとなった 2023年WRC第4戦クロアチア・ラリー
コーナーのイン側は前走車のインカットによって掻き出された泥や砂利で滑りやすい路面コンディションとなった 2023年WRC第4戦クロアチア・ラリー
勝田貴元/アーロン・ジョンストン組(トヨタGRヤリス・ラリー1) 2023年WRC第4戦クロアチア・ラリー
勝田貴元/アーロン・ジョンストン組(トヨタGRヤリス・ラリー1) 2023年WRC第4戦クロアチア・ラリー

本日のレースクイーン

奥西はつみおくにしはつみ
2025年 / スーパー耐久
AutoLabo Lady
  • auto sport ch by autosport web

    FORMATION LAP Produced by autosport

    トランポドライバーの超絶技【最難関は最初にやってくる】FORMATION LAP Produced by auto sport

  • auto sport

    auto sport 2026年1月号 No.1615

    ネクスト・フォーミュラ 2026
    F1からカートまで
    “次世代シングルシーター”に胸騒ぎ

  • asweb shop

    STANLEY TEAM KUNIMITSUグッズに御朱印帳が登場!
    細かい繊細な織りで表現された豪華な仕上げ

    3,000円