5月11日、WRC世界ラリー選手権第5戦『ラリー・ポルトガル』のシェイクダウンが行われ、TOYOTA GAZOO Racingワールドラリーチーム(TGR WRT)のエルフィン・エバンス/スコット・マーティン組(トヨタGRヤリス・ラリー1)がトップタイムをマークした。TGR WRTの僚友で、このポルトガルが自身2度目のワークス参戦となる日本人ラリードライバーの勝田貴元(トヨタGRヤリス・ラリー1)は、トップと0.9秒差の総合5番手タイムを記録している。
前戦のクロアチアで567日ぶりとなるWRC優勝を果たしたエバンスが、舞台をポルトガルに移して行われるグラベル(未舗装路)ラリーでも幸先の良いスタートを切った。選手権ポイントのトップタイで今大会を迎えた彼は、上位5名が1秒以内に並ぶタイトなリザルトのトップに立ち、明日12日(金)から始まる3日間の戦いでクロアチア・ラリーの再現を狙う。