「チームのためにベストを尽くし、良い結果を残したいと思っている」と続けたエクストリームEシリーズ史上最年少ドライバーのリア。

「私が(父との交流を通じて)何年も前から知っているティモ(・シャイダー)や、チームの他のメンバーと一緒に仕事ができることを本当に楽しみにしている。これは私にとって初めてのアメリカ国外での挑戦であり、このスポーツの多くのビッグネームと対戦することになるけれど、私はこの挑戦を楽しみにしているし……始めたいと思っている」

 そんなリアの父ケン・ブロックは、2020年のダカールラリーで本格投入前のプロトタイプだったシリーズのワンメイク車両『オデッセイ21』を初公開し、そのレースカーを最初に実戦でテストドライブしたひとりでもあった。

「だからこそ、リアがサルディニアでデビューを果たすことを光栄に思う」と語るのは、シリーズのチーフ・チャンピオンシップ・オフィサーを務めるジェームス・テイラー。

「リア(・ブロック)はモータースポーツにおける偉大な才能であり、これまでの彼女のキャリアは非常に印象的だ。彼女はエクストリームEで世界クラスのドライバー陣に加わることになるが、コース上でひるむことはないと確信している」と続けたテイラー。

「リアの父親であるケンが、2020年のダカールラリーのステージで競技に参加したとき、我々のクルマでレースをした最初のドライバーだったことを考えると、リアのシリーズへの到着は、我々にとっても真に感動的な瞬間だ」

 彼女を迎え入れるカール・コックス・モータースポーツのチーム代表兼創設者でもある世界的DJのカール・コックスは、次戦サルディニアに向け「リアをチームに迎え入れることができ、とてもうれしい」と応じた。

「私自身、リアがステアリングを握るとすぐに大きな可能性を示していた事実に注目してきた。次戦に先立って彼女が出場可能になったとき、私は彼女をチームに迎え入れたいと熱望したんだ」と続けたコックス代表。

「ティモと並んで彼女がどのように活躍するかを見るのを楽しみにしているし、彼女はすでにタナー(・ファウスト)やアンドレアス(・バッケルド)といった偉人たちから指導を受けており、最高の選手たちから学び、自分に何ができるかを示したいと燃えているんだ!」

「チームのためにベストを尽くし、良い結果を残したいと思っている」と意気込むシリーズ史上最年少ドライバーのリア
この世界戦デビューが、彼女のキャリアの飛躍に繋がるか。第5-6戦”Island X-Prix”は今週末の7月8~9日に幕を開ける

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