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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2023.11.02 20:00
更新日: 2023.11.03 17:53

富士ではポケモンとドリ車に熱狂。超絶フレンドリーなフェラーリ“ル・マン優勝クルー”の素顔

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ル・マン/WEC | 富士ではポケモンとドリ車に熱狂。超絶フレンドリーなフェラーリ“ル・マン優勝クルー”の素顔

 続いて51号車のクルーにもご集合いただいた。最高峰クラスにも関わらず、こうして写真撮影のために集合してくれるなんて、最高に素敵なチームである(感謝!)。

フェラーリAFコルセ51号車の担当クルーたち
フェラーリAFコルセ51号車の担当クルーたち

 前述のペトロッタ氏はこちらにも登場してくれたが、このクルーの中で注目してもらいたいのは、その右隣にいるフランス人のメカニック、ジャック・エマー。青田メカによると、この人は以前はWRTに所属していて、GT3レースを担当していたという。その関係から、来日経験も多数。一ツ山レーシングのアウディを手伝うために、スーパーGTの現場に来ていたそうだ。

 また、このクルーの中には、エマーと同様、日本のレース界と関わりがある人がもうひとり。それが青田メカの右側2人目のイタリア人、ディエゴ・モーロだという。

 彼は、以前JASモータースポーツに所属しており、NSX GT3のレースに携わっていた。ということで、鈴鹿の10時間耐久レースにNSX GT3が出場した際(2018年)には、山本尚貴/武藤英紀/中嶋大祐号のチーフメカニックだったそう。ちなみに、WEC富士の現場にたまたま来ていた中嶋大祐氏に写真を見せると、ちゃんと憶えていたのであった。

 最後に紹介するのは、前列一番右にいるイタリア人のジュゼッペ・トンマージ。この人は、青田メカ情報によると、とにかく日本のドリ車が大好きとのこと。中でも、ユーノス・ロードスターを愛してやまないそうだ。

 過去、富士のWECのために来日した際には、設営や片付けの合間に、場内のマルチコースに行っては、日本の人たちがドリフトしているのを熱心に見ていたとか。そして、見ているうちにどうしても乗りたくてたまらなくなり、見ず知らずの日本人ドリフターズに「僕にも運転させて!!」と突撃でお願いしたという強者だ。残念ながら、その時は誰もクルマを貸してくれなかったそうだが、来年もし「運転させてあげてもいいよ」という奇特な方がいれば、その際はジュゼッペまで気軽にお声がけください。

2023年のル・マン24時間レースを前に、サルト・サーキットでの記念撮影に臨んだフェラーリAFコルセのクルーたち
2023年のル・マン24時間レースを前に、サルト・サーキットでの記念撮影に臨んだフェラーリAFコルセのクルーたち


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