チーム創設者のジョン・ブースも、WEC参戦はチームにとって絶好のチャンスだとして次のように話した。

「LMP2クラスはマニュファクチャラーやエンジンサプライヤーから独立したチームのために作られていて、チームがどのようなパフォーマンスを発揮するかという点に焦点がおかれているんだ」

 WECのドライバーとして発表されているのは、1999年にチームからF3に参戦した経験を持つトー・グレイブス。現在43歳のグレイブスは、かつてデルタADRからWECのLMP2クラスを戦っていた。残るふたりのドライバーは、適宜発表されるという。

 今回のWEC参戦にあたっての正式名称は、マノー・エンデュランス・レーシングとなっているが、エントリー名はマノーとなっている。また、マノー・モータースポーツの独自のレース参戦は、2014年のGP3撤退して以来のこととなる。

 なお、すでに既報の通り、昨シーズン限りでブースとロードンはF1を戦うマノー・マルシャからは離脱。マノー・モータースポーツとF1を戦うマノーとのつながりは、現在はすでにない状況となっている。

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