チームメイトのロッケンフェラーは、最後のリスタートでレースリーダーのマディソン・スノー(1号車BMW)に挑戦するつもりはなく、2番手のポジションを維持することに集中していたと認めた。

「今日は良い感じだった。リスタートについては正直なところ、後方から来るマシンのほうが心配だったんだ」

「アストンマーティン(27号車/ハートオブ・レーシングチーム)が本当に速かったから、ずっとミラーを注視していた。彼らは明らかに速かったんだ。僕の目標は2番手をキープすることだった」

「言うまでもなく、もしチャンスがあればそのチャンスを掴みたかったけどね」

「レースはずっとBMWがコントロールしているように見えた。今シーズン、ここで2位を獲得できたことに満足しているよ」

「僕たちドライバーにとってうまくいかなかったことは悔しいけれど、メカニックやチームのみんなにとっては大きな安堵に違いない」

 さらにティンクネルが付け加える。

「僕たちは、どんな理由があるにせよ、いつも予選よりも決勝のほうが良いようだ。だから、昨日の予選で3番手になり、上位に近づけたことはレースに臨む自信に繋がった」

「レースの中でBMWとは本当にうまくやっていけた。35周ほどのグリーン走行で(背後を走ったことで)BMWのストロングポイントとウイークポイントがよく分かったよ」

「僕らとしてはコーナーで少し速くなっているようだし、トップスピードは今のマスタングの強みだと思う。ここで得たデータはたくさんあるし、そこから学ぶこともできる。来週はテストがあるから、ここからは前進あるのみだ」

「僕たちはチャンスを最大限に活かし、一緒にドライビングを楽しんでいる。目標はインディとプチ・ル・マンだ。それぞれの前にテストがあるからね」

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