エンゲルは、2024年のGTワールドカップでリタイアしたふたりのうちのひとりであるファントールとの衝突で5秒のタイム加算ペナルティを受けたあと、2位のアウグスト・ファーフス(チームKRC/89号車BMW M4 GT3)に6秒差をつけてフィニッシュした。

「ドリス(・ファントール)に対しては謝りたいと思う」とトーンを下げたエンゲル。

「僕たちが接触したのは残念だが、決して故意ではない」

「僕はオーバーテイクするために動いた。彼は距離を縮めようとした。そして僕たちはぶつかった」

「彼は直後にガードレールにヒットしたと思う。(そのことについて)彼に申し訳なく思っている」

■130周年を祝う記念すべき勝利に

 メルセデスAMGカスタマーレーシングの責任者であるステファン・ウェンドルは、日曜日にドイツブランドの手にわたったFIA GTワールドカップタイトルは「少しの幸運」によってもたらされたと認めた。

「表彰台の頂点に立つことになるとは想像していなかった」とウェンドル。

「GTファミリーとしては9回目の勝利で、クルーとクルマにとっては6回連続の勝利となった。これは本当に素晴らしいことだ」

「全体的に非常にトリッキーなイベントだったため、今回の勝利はさらに満足感がある」

「予選は赤旗の影響を受けてなんとかトップに近づくことができたが、今回は自分たちのペースだけでは勝つことが無理だと認識していた」

「私たちがトライしたのは、ドアが開いたときに備えてトップのクルマの近くに留まることだった。(勝てたのは)少し運が良かっただけだ。最後にドアが開いたが、私たちはそのチャンスをものにする準備を整えていた。本当に、本当に素晴らしい」

「私たちのチームや、グループMレーシングの働きに本当に満足している。彼らは多くのことを提供してくれた。メルセデスのモータースポーツ130周年をワールドカップの勝利で飾れるなんて、なんと素晴らしいことだろう」

「絶好の機会」を呼び込んだエンゲルとマカオ6連覇のメルセデス。「自力では勝てないと分かっていた」
2024年FIA GTワールドカップで優勝したマーロ・エンゲル(左)とステファン・ウェンドル(右:メルセデスAMGカスタマーレーシング責任者)

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