トヨタ勢最上位の2番手を獲得したのはコンウェイと可夢偉がアタッカーを担った7号車トヨタ。コンウェイは1分53秒911で可夢偉に交代する。

 その可夢偉もセクター1で自己ベストをマークする好走をみせ、ポールポジション獲得かと思われたが、最終コーナーを立ち上がった際、前を走っていた4号車バイコレスがスピンしてしまう。

2017WEC第2戦スパ 7号車トヨタTS050ハイブリッド
2017WEC第2戦スパ 7号車トヨタTS050ハイブリッド

 可夢偉は急ブレーキでクラッシュは避けたもののタイム更新はならず。再度アタックに臨んだものの1分55秒476がベストタイムとなり、コンウェイとの平均タイムは1分54秒693。ポールポジションにわずか0.6秒届かず2番手となった。

「僕のアタックラップ1回目はポールポジションを充分に狙えるもので、最後まで走れていればマイクとほぼ同じタイムだったでしょう」と可夢偉。

2017WEC第2戦スパ 小林可夢偉はアタックラップ完了直前に前走車がスピンする不運に襲われた
2017WEC第2戦スパ 小林可夢偉はアタックラップ完了直前に前走車がスピンする不運に襲われた

「最終コーナー出口で不運にも目の前で他の車両がスピンし、それを避けるためにかなりのタイムロスをしてしまいました。とても残念ですが、最前列2番手グリッドは悪くないですし、マシンの感触はとても良いです」

「今日は運に恵まれませんでしたが、我々の目標は明日の決勝レースで勝つことです」

 一貴とブエミがアタックした8号車トヨタは、午前中の公式練習3回目でマシンのフィーリングに違和感を感じたため、予選に向けてマシンセッティングを変更。しかし、状況は改善せず平均タイムは1分54秒907。4番手で予選を終えている。

2017WEC第2戦スパ セッティング変更も、マシンのフィーリングが改善されなかったと語った中嶋一貴
2017WEC第2戦スパ セッティング変更も、マシンのフィーリングが改善されなかったと語った中嶋一貴

 一貴は「直前のセッティング変更は、期待通りの速さを得ることができなかった」とコメント。ブエミも「できる限りのことはしたけど、正直に言って満足できる予選ではなかった」と予選を振り返っている。

 6時間で争われる第2戦の決勝レースは6日の現地14時30分(日本時間21時30分)にスタートする。

本日のレースクイーン

RiOりお
2025年 / スーパー耐久
raffinee μ's
  • auto sport ch by autosport web

    FORMATION LAP Produced by autosport

    トランポドライバーの超絶技【最難関は最初にやってくる】FORMATION LAP Produced by auto sport

  • auto sport

    auto sport 2026年1月号 No.1615

    ネクスト・フォーミュラ 2026
    F1からカートまで
    “次世代シングルシーター”に胸騒ぎ

  • asweb shop

    STANLEY TEAM KUNIMITSUグッズに御朱印帳が登場!
    細かい繊細な織りで表現された豪華な仕上げ

    3,000円