日本国内でスキルを磨き、世界最高峰のレースへステップアップ。TOYOTA GAZOO Racing(TGR)のWECチームで、GR010ハイブリッド8号車のレースエンジニアを務めるライアン・ディングルは今、少年時代から憧れていたモータースポーツの世界で夢を叶えようとしている。
「日本でレースを学んできた僕が、世界でどこまで通用するのか。自分を試したくてTGR-Eに入ったんだ」と、とても流暢な日本語で話すライアン。
タイのバンコクで生まれ、カナダ育ち。名門大学を卒業後、「一般的なエンジニア」として働きながらも、子どもの頃から好きだったレースの夢を諦められず、イギリスの大学でレースエンジンについて学んだ。
