トヨタGAZOO Racing・ヨーロッパのテクニカルディレクター、デビッド・フローリーは、概ね厳しい戦いを強いられてきたWEC世界耐久選手権の2025シーズンを経て、最終戦の予選で2台のGR010ハイブリッドがフロントロウを独占したことについて、「チームにとって良いこと」だと述べた。
11月7日(金)にバーレーン・インターナショナル・サーキットで行われた公式予選では、7号車の小林可夢偉がポールポジションを獲得。8号車のブレンドン・ハートレーが続き、トヨタは他メーカーを圧倒するパフォーマンスを見せた。
トヨタにとって、これは昨年の最終戦バーレーン以来となるWECでのポールポジション獲得となった。今季のトヨタは第3戦スパでの4位が決勝最高位で、ここまでは表彰台も手にできないというフラストレーションの溜まるシーズンを過ごしてきた。
