9月28日、トヨタGAZOO RacingはWEC世界耐久選手権第7戦『富士6時間耐久レース』のスタート前に、チームのマネジメントが出席する記者会見を開いた。このなかで、中嶋一貴TGR-E(トヨタGAZOO Racing・ヨーロッパ)副会長兼WECチームディレクターが、2026年に向け“エボ・ジョーカー”を使用したGR010ハイブリッドへのアップデート・パッケージ導入をサプライズ発表した。

 これまでのGR010の苦戦の要因や、空力および制御が中心となるアップデート導入の経緯、テスト開始時期などの詳細は別の記事に譲るが、この会見では他にもエンジニアリング体制の変更や、新型GT3車両の実戦投入時期など、トヨタのWECや耐久レースに関連する言及が数多くあった。ここではそれらについてまとめてお伝えしたい。

■聞き入れられていなかったメカニックの提言

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