9月27日(土)に静岡県の富士スピードウェイで行われた、2025年WEC世界耐久選手権第7戦『富士6時間耐久レース』の予選。ハイパーカークラスはキャデラック・ハーツ・チーム・JOTAの12号車キャデラックVシリーズ.Rがポールポジションを獲得した。
最速の座をかけた全開アタックが繰り広げられた予選。コーズ幅をめいっぱい使った渾身の走りが魅力だが、走行ラインがアウト側に膨らみ過ぎてコース内を定める白線を超えると、トラックリミット違反としてタイムが抹消になってしまう。その瀬戸際を攻めた漢気を調べるべく、今回は最終パナソニックコーナーのコースサイドへと出向き、全車のアタックラップを後ろから撮影した。BoP(性能調整)に左右されない各ドライバーの奮闘ぶりを写真で紹介したい。
WECの予選は、上位10台を絞るクオリファイと、ポールポジションを決めるハイパーポールの2セッションで行われている。今回は、両セッションを含めてハイパーカークラスのドライバー全18名のアタックラップの写真を比較し、もっともアウト側まで攻めていたドライバーをチェックしてみよう。
