今週末、富士スピードウェイで行われるWEC(FIA世界耐久選手権)第7戦に向けた木曜日の搬入日、TOYOTA GAZOO Racing Europe(TGR-E)の中嶋一貴副会長が取材に応えた。
今季のTOYOTA GAZOO Racingは、成績が低迷。第3戦スパでの8号車の4位がこれまでの最上位成績となっており、表彰台にも上がれない厳しい戦いが続いている。周囲では後発のライバルメーカーが新規参戦を果たしたり、車両にアップデートを投入して戦力アップを図るなか、投入5年目を迎える『GR010ハイブリッド』のパフォーマンスは頭打ちになっている印象だ。そんな中で、ホームレースである第7戦富士を迎えることになった。
