9月19〜21日に行われた2025年FIA F2第12戦バクーの週末、宮田莉朋(ARTグランプリ/TGR-DC)は高速市街地コースのバクーで6レースぶりの入賞を果たし、1ポイントを持ち帰った。ただ、今季の悩みの種であるエンジンのストレートスピード不足の症状が改善されたわけではなかった。
「バクーに向けてセットアップはチームの方針に任せつつ、前戦モンツァでの課題や自分の好みなどをお互いにしっかりと話し合って決めました。自分たちが足りないストレートスピードの部分は(編注:チーム側では対処できない領域のため)深追いせず、準備しました」と、宮田はレースウイーク後の取材で振り返った。
