GTクラス予選1回目-FIA世界耐久選手権(WEC)第3戦
ル・マン24時間レース/フランス

24時間レースで初めての対決

 ドイツ.ポルシェAG(本社:ドイツ、シュトゥットガルト 社長:オリバー・ブルーメ)のポルシェGTチームにとって、第85回ル・マン24時間レースの水曜日の予選セッションにおける最大の焦点は、決勝レースへの準備を整えることでした。
 
 25度を越える気温で行われた1時間40分のナイトセッションでは、最速のポルシェ911 RSR(#92)がGTEプロクラスで6番目のタイムを記録しました。

ポルシェGTチーム、92号車ポルシェ911 RSR
ポルシェGTチーム、92号車ポルシェ911 RSR

 
 ミハエル・クリステンセン(デンマーク)、ケビン・エストル(フランス)、およびディルク・ウェルナー(ドイツ)らは、スポーツカーのアイコンとして知られるポルシェ911の第7世代をベースにした最高出力510PSを発生するレーシングカーのコクピットを共有します。
 
 このマシンは、フランスの伝統ある長距離レースに初めて挑みます。ポルシェGTチームが走らせる2台目の911 RSR(#91)は、リヒャルト・リエツ(オーストリア)/フレデリック・マコウィッキ(フランス)/パトリック・ピレ(フランス)組をドライバーとして、24時間レースの13.629kmのサーキットにおける1回目の予選で8番目に速いタイムを記録しました。
プロトン・コンペティション、88号車ポルシェ911 RSR
プロトン・コンペティション、88号車ポルシェ911 RSR

 
 GTEアマクラスでもっとも速いポルシェ911 RSRは、2番手に入ったカスタマーチームのデンプシー・プロトン・レーシングのマシンです。そのドライバーのひとりが、ポルシェ・ヤングプロフェッショナルのマッテオ・カイローリ(イタリア)です。

 木曜日の19時~21時と22時~24時に2回目の予選セッションが組まれています。決勝レースは土曜日の15時(現地時間)にスタートします。

予選1回目についてのコメント

モータースポーツおよびGTカー担当副社長のフランク=シュテッフェン・バリサー博士

「今日は初めての体験にすぎません。明日の夜、コースのグリップがもっと良くなれば、さらに速いラップタイムが期待できます。開始早々からレベルが非常に高かったので、私達はもっと頑張らなくてはならないでしょう。しかし、私達は自信を持っています」

「GTEアマクラスの状況は、もう少し良さそうです。最速のポルシェが2番手に入ったのは、順調な滑り出しでした」

プロトン・コンペティション、93号車ポルシェ911 RSR
プロトン・コンペティション、93号車ポルシェ911 RSR

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