バセロンは、トヨタが長い間待ち望んでいた勝利を手にするチャンスを逃すことになった行為について、カピライアからの謝罪を望むとフランスのL’Equipe紙に対してコメントしている。
「彼の行動に悪意がなかったことは理解しているが、自分がとったジェスチャーがどのような結果をもたらすかについて彼はまったく考えなかったようだ」とバセロン。
「少なくとも彼が謝罪に来ることを望んでいる。今の時点では行われていないがね」
LMP2クラスの26号車オレカ07・ギブソンをドライブするロマン・ルシノフも、可夢偉がカピライアをマーシャルと勘違いしたことへの理解を示し、自身も予選セッションで同様のケースがあったと明かしている。
「手振りで“OK”と指示されたら、我々は走り出す」とルシノフ。
「コクピットからの視界は、かなり制限されている。赤信号で停車中に誰かが動き出していいという仕草をしたら、それに従ってしまう」
「信号が故障していて赤から変わらない可能性だってある。誰がそんなことを把握できるだろうか」
