「今回のことで僕の立ち位置は変わってしまったし、自分のキャリアの目標設定も変わってきてしまうよね。僕は今でもトップレベルのモータースポーツで戦いたいと思っているのに、これまでやってきたレベルのレースが、まわりに何もなくなってしまうんだよ」とロッテラーは嘆く。

「DTMからメルセデスが撤退するというニュースも警告を発している。DTMだって、LMP1-Hと同様にモータースポーツにとって素晴らしいプラットフォームだったのに。スパ24時間とニュルブルクリンク24時間は別だけど、僕はGT3にはそれほど興味もないからね。GT3の選手権にフルシーズンで出ようとは思わない」

「もちろん、まだポルシェとの契約があるから、彼らが今後、僕も含めたドライバーをどのように扱うのか、推移を見守らないとダメだからね。それに、僕は今でもスーパーフォーミュラに出ていて、日本での状況もある。だからスーパーGTにもう一度出ることを模索するのか、あるいはフォーミュラEを考えるべきなのか、今のところは分からない。いったい今やっていること以外で、何ができるのか……」

「できれば、僕は安定した状況を見つけたいんだ」

 また、ロッテラーは今もっている“夢”を語りつつ、スポーツカーレース全体の今後について語った。

「僕のもうひとつの望みは、もう一度ベン&マルセル(アウディ時代にともに戦ったブノワ・トレルイエとマルセル・ファスラー)と一緒にレースをすることだ。彼らのなかには、今でも炎が燃えているし、僕らには素晴らしい協力関係があるからね」

「それからアメリカのレースに関しても、興味深くなり得るだろう。IMSAのDPIが今までよりもモータースポーツ界の中で安定してきている。他の地域と比べてね。だから将来的に、他の誰がDPIに参加するかということも見ないといけない」

「いずれにしても、今回の件は大問題だよね」

ポルシェ919ハイブリッドに乗り込むアンドレ・ロッテラー
ポルシェ919ハイブリッド

本日のレースクイーン

五十嵐みさいがらしみさ
2026年 / スーパーGT
埼玉Green Braveサポーターズ
  • auto sport ch by autosport web

    20歳でスーパーGTの最高峰に挑む“新人”小林利徠斗に迫った『FORMATION LAP』2026年第1弾が6月5日に公開

    ふつうとちょっとズレてる──20歳で最高峰に挑む新人ドライバー【FORMATION LAP Produced by auto sport】2026 Episode 1

  • auto sport

    auto sport 2026年8月号 No.1622

    [特集]│多│角│検│証│
    なぜ、日本人はF1で勝てないのか?
    いつか夢を実現するために過去から学ぶ

  • asweb shop

    掘り出し物満載の特別企画『モデルカー祭り!』がautosport web shopで開催中。6月25日まで

    レア物や特別価格商品が満載!
    6月25日まで