「ウエットコンディションを含む、この週末に向けてのあらゆるコンディションでの準備ができた」と語るのは3番手タイムをマークしたコンウェイ。
「しかし、時間が限られていたので、まだ改良すべきポイントはある。まずまずのスタートが切れたと思うが、まだ幾つかの領域でやるべきことがあり、それによってラップタイムは向上していくはずだ」
また、コンウェイと7号車トヨタをシェアする小林可夢偉も「変わりゆくコンディションのなかでの1セッションを終えただけなので、状況を語るのは難しいです」とコメント。
「コース上の混雑もあり、僕たちはまだクリアラップでのアタックはできていません。いつもは金曜日に行っている車両バランスに関する作業をこれから進めていき、明日はさらなるパフォーマンス向上を目指します」
8号車トヨタを駆る中嶋一貴は「コンディションがめまぐるしく変わるなかで、すべてのタイヤを試すことができました」と初日の走行を振り返った。
「ドライブするのが難しい状況で、ドライコンディションでのラップタイムに関してはまだ改良の余地があります。とはいえマシンの感触は良いので、さらなるパフォーマンスを引き出すべく作業を続けます」
6時間レースを行うほかのラウンドの走行スケジュールとは異なり、金曜にフリープラクティスが1回しか行われない第5戦メキシコ。2日(土)は予選前に2回のフリープラクティスが行われ、その後、18時20分(日本時間3日7時50分)から公式予選が行われる。
