2014年にWEC/ル・マン24時間レースの最高峰カテゴリーであるLMP1クラスに復帰したポルシェ。参戦初年度から計4回のポールポジション獲得、そして最終戦で初勝利を挙げるなど“耐久の雄”の名に恥じないスピードをみせた名門チームは、翌年の2015年からはル・マン3連覇に加え、WECドライバーズチャンピオン、チームチャンピオンをそれぞれ3年連続で獲得してきた。

「これまでル・マンを3連覇したポルシェチームはなかったが、このチームはそれを達成してくれた。チームに感謝し、チーム全員を誇りに思うよ。彼らは、大変な努力、一貫性、そして適切なアプローチによって偉業を成し遂げたんだ」とポルシェAGのオリバー・ブルーメCEOはチームの偉業達成をたたえている。

 また、ポルシェAG研究開発担当役員のミヒャエル・シュタイナーは「我々は、ポルシェの歴史において、発明力、経験、および勇気が成功を収める高度で複雑なレーシングカーを造り出すことを繰り返し証明してきた」と語る。

「ポルシェ919ハイブリッドは、4年間に実現可能なことをほぼすべてを達成し、ハイブリッドの卓越したパワーを実証してみせたんだ」

 ポルシェは参戦当初から一貫して2.0リッターV4エンジンとフロントMGU-K、リヤのMGU-Hそしてリチウムイオンバッテリーからなるパワートレイン採用し、成功を収めてきた。4年間の戦績は前述のタイトルのほか、34戦中7回のワン・ツー・フィニッシュを含む17勝という輝かしいものであり、さらに計20回のポールポジション獲得、13回のファステストラップ記録もこれに付随する。

 4年間という短い期間ではあったが、そのなかで“耐久の雄”の名をさらに強固なものとしたポルシェは、来たる2019/20年シーズンのフォーミュラEにワークス参戦することを発表。

 12月2日に香港で開幕する2017/18年シーズンにはポルシェ・ワークスドライバーであるジャニ(ドラゴン・レーシング)とロッテラー(テチーター)がフル参戦する予定だ。

ポルシェAGのオリバー・ブルーメCEO
ポルシェAGのオリバー・ブルーメCEO
ミヒャエル・シュタイナー(左)、ヴォルフガング・ポルシェ博士(右)
ミヒャエル・シュタイナー(左)、ヴォルフガング・ポルシェ博士(右)
1号車ポルシェはラストレースでポールポジションを獲得
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