マカオには姿を見せなかったものの、ベントレーのモータースポーツディレクター、ブライアン・ガッシュも鈴鹿のシリーズ編入を歓迎する。

「ベントレー・モータースポーツは、18年インターコンチネンタルGTチャレンジ鈴鹿10時間レースを心待ちにしている」

「前身の鈴鹿1000㎞はアジアで最も名の通ったイベントであり、当社が最近発表した新型モデル、ベントレー・コンチネンタルGT3を、ベントレーチームMスポーツとともに鈴鹿で走らせるのは、我々にとってとても誇らしいことだ」

「日本では当社のカスタマーチーム、アイカーズTTOがスーパーGTにフル参戦しており、彼らの蓄積した経験を活用できるはずだ」

「今季我々は日本のファンから大歓迎を受け、SNSやグランドスタンドでも心強い声援をもらった。わずか1シーズン走っただけでこうだから、来季以降の活躍次第でもっとサポーターを増やせると期待している」

「鈴鹿ラウンドはインターコンチネンタルGTチャレンジのシリーズ後半戦に当たるので、鈴鹿でタイトルが決まる可能性もある。来年もバサーストとスパで好結果を残せば、我々が鈴鹿でタイトル争いを繰り広げることも決して夢ではないよ」。

 BMWのモータースポーツディレクター、イェンス・マルカルトは、BMWブランドでの参戦は限定的としながらも、やはり好意的だ。

「何はさておき、鈴鹿がファンタスティックなトラックで、日本のファンはすばらしいということを忘れてはならない。つい最近も我々はもてぎでデモランに参加して、その感動を新たにしたばかり」

「鈴鹿で行なわれるレースは文句なしのクラシックイベントであり、私も待ち遠しくて仕方がない。来季以降のカレンダーにまたとない妙味を加えてくれることだろう」

「耐久レースファンにとって見逃せないイベントがまたひとつ増えた、ということになるね」

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