ステファン・ベンデルは、メルセデスAMGカスタマーレーシング部門を代表して次のように語ってくれた。
「4つの大陸でレースを開催するというステファン・ラテルの発想は、メルセデスAMGカスタマーレーシングにとってじつに興味深い」
「それぞれの地域のカスタマーチームに国際レベルのプラットフォームを提供し、メジャーイベントとしてさらなる発展を遂げる手助けをしたい。英国では、ストラッカ・レーシングが新たにAMGファミリーの一員に加わり、ProとAmの両カテゴリーでフル参戦を果たしている」
「今年に入ってから日本の実績豊富なカスタマーチームと鈴鹿出場についても集中的な話し合いを行なっている。以前から日本に注目していて、いよいよそれを実行に移そうとしているところなんだ」
「アジアにはほかにもいいチームがいくつかあって、たとえばブランパンGTなどにも鈴鹿進出を狙っているところがあるようだね」
「何しろすばらしいトラックだし、イベントとしての魅力も充分。ドライバーなら誰でもここで走りたいと思うはずさ。知ってのとおり我々は、目下GT300クラスのディフェンディングチャンピオンという立場にある」
「BoPのおかげでタイトルを獲った翌年は概して厳しい戦いを強いられるということは経験上分かっている。だが、そこで高レベルのパフォーマンスを維持して、より上を目指すのが我々の目標だ」。
正式な参戦チームの発表は、18年3月上旬に行なわれる予定だ。
